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画質を落とさずにPDFを圧縮する方法

更新日 2026-11-08 · 読了 5 分

PDFが大きい理由は2つのどちらかです。スキャンしたページや写真を含んでいるか、埋め込みフォント、重複オブジェクト、添付ファイルなど、きれいに書き直せば消えるものを抱えているか。どちらに当たるかで、どれだけ小さくできるか、文字を選択できるまま残せるかが決まります。

このガイドでは2種類の圧縮、どの書類にどちらを使うか、そして契約書をぼやけた画像にせずに厳しい上限を下回る方法を説明します。

手順1:PDFの種類を見分ける

PDFを開き、指やマウスで単語を選択してみてください。文字がハイライトされればテキストPDFです。フォントとベクター図形でできていて、もともと小さいのが普通です。何も選択できず、ページが1枚の画像のように振る舞うならスキャンまたは写真PDFで、容量を取っているのは画像です。

WordやGoogleドキュメントから書き出したテキストPDFは通常50KB〜500KB。スマホのスキャンアプリで作ったPDFは1ページ1〜5MBです。

手順2:文字を検索可能なまま残すなら、まず可逆圧縮

  1. 「PDF圧縮」を開き、ファイルを置きます。
  2. 「軽め」を選びます。ファイル構造を書き直し、重複オブジェクトや未使用データを削除し、すべてのフォントと文字レイヤーを保持します。
  3. ダウンロードしてサイズを確認します。テキストPDFなら5〜30%減り、スキャンではほとんど変わりません。画像には手を付けないからです。

「軽め」は文字を選択・検索可能なまま保つ唯一のモードです。契約書、採用担当者に送る履歴書、受け取った人がコピーするかもしれない書類に使ってください。

手順3:スキャンは適切な解像度で描き直す

スキャンや写真PDFでは解像度が本当の鍵です。スマホのスキャンアプリは300dpi以上、つまり印刷品質で保存します。画面で読むなら120〜144dpiで違いは分からず、それだけで4MBのページが約300KBになります。

どの画面でも元と同じに見える144dpiなら「標準」、上限が厳しいときは96dpiの「強め」を選びます。どちらもページを画像にするため文字は選択できなくなりますが、見た目は変わりません。

手順4:「目標サイズ」で厳しい上限に収める

  1. 「目標サイズ」を選び、ポータルが指定する上限、たとえば500KBを入力します。
  2. 「PDFを圧縮」を押します。ツールは144dpiでページを描画してサイズを確認し、120、100、96、80、72dpiと下げ、最後はグレースケールに切り替えて、収まるまで試します。
  3. ページ数に対して上限が非現実的な場合は、到達できた最小のファイルを表示してお知らせします。書類を分割し、ポータルが本当に必要とする部分だけを圧縮してください。

500KBと1MBの専用ページは、上限が設定済みの状態で開きます。

画質を高く保つコツ

紙がまだ手元にあるなら300dpiではなく150dpiでスキャンする。結合した1ファイルではなく書類ごとに圧縮する。白紙ページを先に削除する。印刷用に元ファイルを残し、アップロードやメールには圧縮版を使う。そして圧縮済みのコピーを再圧縮しない。毎回元ファイルから始めてください。

よくある質問

文字を画像にせずにPDFを圧縮できますか?

できます。「軽め」はフォントと文字レイヤーを保ちます。ファイル構造を整理するだけなので削減量は小さめです。

スキャンPDFにはどの解像度で十分ですか?

120〜144dpiならどの画面でもきれいに読め、印刷も許容範囲です。画面で読むだけなら96dpiで十分。80dpiを下回ると小さな文字や印鑑がにじみ始めます。

圧縮したのにまだ大きいのはなぜ?

ページ数が多いか、全ページに写真があるからです。読める画質では1ページあたり約30〜60KBが下限なので、20ページのスキャンは500KB以下になりません。分割してください。

PDFはどこかにアップロードされますか?

いいえ。ChromeやFirefoxがPDF表示に使うのと同じエンジンで、ブラウザ内で圧縮します。タブを閉じればファイルはメモリから消えます。